競馬で勝てない人の問題は予想力ではなくマインドセットにある
- 2022.04.22
- コラム

競馬で負ける人たちは「競馬で負けることを確認している」人たちである。
馬券がハズレるたびに「ほら、やっぱり」とやってしまうと脳は負けることに喜びを見出してしまう。
そうなったら逆転など起こりようもなく、もちろん努力もしなくなるから落ち続けるしかないというわけだ。
何でもそうだが、何かのフィールドで成果を上げたいのなら「負の確認作業」だけは絶対してはいけない。
何かやるたびに「自分に向いてない」所ばかり見ていると何もできないと錯覚してしまう。
脳は現実なのかを確認しないので、そう思ってしまったらそれが現実になるという特徴がある。
だから、この特性を逆手に取ることができれば実はあっけなく成功することもできてしまう。
自分の可能性を広げる唯一の方法がある。それは、「最初は肯定から始める」というシンプルな方法だ。
これは気に入らない人になると意外と実践が難しく感情的に否定してしまいがちである。
こいつ何か気に食わないから否定しちゃおう。こういう食わず嫌いは人生を遠回りさせることがあるので注意したい。
一度は口にいれて租借してみる。マズければ吐き出せばいいだけだし、思いがけずウマければ人生を良くするチャンスを手に入れたと言える。
競馬で勝てない人の問題は予想力ではない。むしろ、予想力しか武器がないということが問題なのだ。
確かに日本競馬のレベルが低い頃は予想力を生かせばカンタンに当てられる馬券があった。
まったく内国産が育たずに「輸入種牡馬の墓場」と言われていた頃は、外国で買った馬に蹂躙されていたのだから当て所も分かりやすい。
何度やっても同じ結果になるようなレースが多かったぶん予想できているという実感があり馬連馬券で満足できていたわけだ。
でも、今では競走馬の質が良くなったことが返ってレースの混戦化を招いている。昔のような分かりやすい対決構図がないのも競走レベルが高くなったゆえである。
そういう時代を予想力だけで成果を上げるのが厳しいのは当然だろう。誰であろうと予想力オンリーなら成果は下がり続けているはずである。
人間の知覚が頼りにならなくなったからこそAI競馬新聞は視覚化することでアドバンテージを稼げると考えて開発された。
人の予想力はアテにならないものだが、アドバンテージの差は確実なものであり覆すことができない。競馬で勝ちたければ論理と行動でアドバンテージを稼ぐのが近道である。
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