競馬予想の質を上げ自信アリな馬券を購入するために必要な4つの施策
- 2023.04.21
- 競馬予想講座

競馬予想では【本命党】や【穴党】といった派閥がありますが、その2つをバランスよく取り入れ巧みに使いこなすことで「穴馬重視」にも「人気馬重視」の馬券にも強くなる方が狙いの幅が広がります。まずは、この施策をもとに回収率の向上を目指してみるといいでしょう。
人気馬が勝つことが多いため、人気馬重視の予想をする人が多い一方で、穴馬が来ることもあるため、穴馬重視という視点を持っておくと経験を積んでいくことで自分なりのパターンがつかめるようになります。
2.論理を混在させない
バランス良く馬券を買うとしても論理は切り離して考えておいた方が狙いをハッキリさせることができます。この視点がボヤけてしまうと人気馬も穴馬も広く買うだけになりがちなので注意する必要があります。
まずは、本命レースと穴レースを切り分けることから始め、それぞれの経験を積んでいくことで本命と穴の思考スイッチができるようになります。では、具体的にどうすれば確かな経験を身に着けられるのでしょうか。
3.観察から始まり観察に終わる
まずはレースを観察することから始めてください。ただ、眺めるだけでも何かしらに気づくことが起こり始めます。その中で気になったことをメモしておきデータブックにまとめておくと後で見返した時にストーリー性を感じられるようになります。
この観察スキルは実に奥が深く経験を積み考察するにつれ新しい発見を次々と起こるようになります。初心者と熟練者では5倍は違ってくるため、このアドバンテージを軽視する人はそれだけ不利になります。
競馬には見るべきものが豊富ですから自分なりの観察力がついてくるほど予想はストーリーを伴っていくことを実感するはずです。
4.ハズレ方を制御する
馬券の的中には調教師や騎手といった他力が含まれるため、思いがけない当たりハズレがよく起こります。それに比べハズレというのは「どれだけ負けを許容できるか」によって制御することができます。
このレースは1000円を失っても買う価値があるのか。そうでなければ妥当な金額はどのくらいなのか。これらを意識できるようになると本当に買うべきレースや馬の重みを感じられるようになります。
実は低オッズほど当てにいく行為はリスクが高いため、これは当たりやすそうだからと購入を決めると買い過ぎたりします。馬券の的中は予想力では制御できないため「ご縁があって当たるもの」という心持ちを持つ方がリスクコントロールは上手くいきます。
最後に笑うのは地道な人
競馬で予想できるのは1~2割の強い馬ぐらいなもの。競走馬は走ることはデフォルトであっても全能力を出し切っているとは限りません。むしろ、安定して走る馬は圧倒的に少ないことが分かっています。
このような性質を見れば「相対性から人気になった馬」「絶対性のある人気馬」の違いが分かってくるのではないでしょうか。どちらも同じオッズなら後者の方により多くの資金を割くべきです。
いまや馬場整備という名のコントロールを行う時代において予想力だけでは目に見えない変化を感じることはできません。どれも同じ馬場に見えたとしても中身は少しずつ違っていることをイメージできるでしょうか。
競馬は0.1秒という一瞬の差を競うわけですから、その影響は甚大なものになります。いかに見えない変化を視覚化し変化を感じ取れるようにするか。これは常にツールと扱う人の共同作業になることを意味しています。
シン・競馬新聞の激走スカウターは変化をくみ取ることを重視してきました。そういう変化が上手く噛み合った時に「自信のある好配当が見つかる」ようになります。そのために日頃から地道に自分の競馬観を磨いておくことで「本命ガツン」から「好配当ガツン」へと変えることができます。
競馬の勝ち組を研究してきましたが唸るような観察力のスゴみを感じさせる人ばかりでした。それが予想力と結びつくことで直観力へと昇華していく。予想力は差がつきにくいのに対し直観力が持つアドバンテージは計り知ることができません。
この「観察力+予想力=直観力」という方程式を完成させて、自分だけに味方する強みを持って馬券を買えるアドバンテージを実感してください。あなたは他のノイズに振り回されることなく自信を持って馬券を買えるようになります。
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