馬券の勝ち組ほど予想力を重視していなかった!本当に重視していたものの正体とは!?
- 2021.11.15
- コラム

競馬で勝っていると言うと予想が上手い人をイメージするものですが実際に調べてみると全く違っていました。
では、勝ち組は何を重視していたのか。それは、正しく判断できるように環境を整えていたという事実でした。
たとえば、こうしたらプラスになるのではないかという仮説を立てて、その裏付けを取るためにデータから論理を強化していく。
その試みの99%は失敗に終わるのですが、残った1%からヒントから自分なりの手法を構築していくというのが手順になります。
それほど難しく見えませんが、実際に行動してみると忍耐がないと続けられないことが分かります。
回収率1%を上げるために万策を持って対処する覚悟を持っているからこそ勝つべくして勝つのだと感じました。
自分なりのアイデアをまとめ実践していくことはリスクなので一般的な人はやりたがりません。
空飛ぶ自動車を技術的に思いついても実践すると相当な資金をロストしますし短期的には意味がないと感じるからです。
その点で見ると馬券での成功者ほど長期的な展望と戦略プランを持っていたとも言えます。
長く続ける持続性のある投資法で確実なアドバンテージを持って長期的にジワリと資金を増やしていく。
これは短期的に見ると失敗に見えることがほとんどです。なぜなら、高い控除率を支払うぶんマイナスが先行しやすいから。
最初にマイナスになると巻き返せると思う人は実践者以外にはいないでしょう。事前知識がないとヤバイと思うはずです。
でも、実際には全く危険でも何でもなく短期的に稼ごうとしている人よりも安全なので最終的に痛みが残りにくい。
どうしても控除率のぶんだけ収束も遅くなるので長期的な戦略を実行する人はいません。
そこを上手く突いてきたのが勝ち組という存在であり、負けている人ほど存在を理解できなかったのも当然でしょう。
競馬では自分の強みに沿った手法を成長させていくことが利益を手にするコツになります。
投資信託では市場が勝手に成長していくので余計なことはしない方がいいのですが馬券ではそうもいきません。
元AKB48の小嶋陽菜さんは過去に2連続でプラス収支にしましたが、これは感性を生かした馬選びと馬券の買い方が上手くいった好例でした。
こんな単純な方法なのにアドバンテージがあったことは驚くべきことではなく、誰にでも起こりうることなのです。
ただ、感性は変化するのが常なので上手くいかなくなってしまいましたが、上手くいっている時に要因が分かっていたら発展させることもできたでしょう。
このように発見できたらシンプルなことであっても、それを探すには時間というリソースを十分に費やす必要があります。
これこそが誰もがやるべき本来の仕事であって、予想だけしている内は資金と時間をムダにしているだけど気づいて欲しい。
自分に何の強みがあるのか。身近な人に聞いてみるとヒントになったりするので行動してしまえば特に難しいことはないはずです。
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