騎手はマイナス因子であるため下手に乗ることを前提に馬券を買うべし
- 2021.11.30
- コラム

騎手は、100%の騎乗で乗れた時は競走馬のポテンシャルを棄損しなかったという意味になります。
この点から騎手はマイナス因子であり、基本的に下手乗りして競走馬の能力を棄損するものとして考える必要があります。
騎手というファクターがプラスになる時は「リーディング上位騎手」に乗り替わった時だけ。
ただ、このリーディングも騎手の技術だけを評価することはできないため、あくまで参考程度のものにしかなりません。
たとえば、ルメールで圧勝した馬は他の騎手だったら着差が縮まっていたのか。
この答えを出すとすれば、おそらく「ノー」でしょう。圧倒的なポテンシャルを発揮した馬なら騎手は選ばないと思うからです。
いや、新人騎手だったら取りこぼすことがあるかもしれないって?それは、JRAの学校システムが機能不全と指摘しているのと同じです。
競馬人気を気にして女性騎手デビューに注力している弊害があると感じているなら女性騎手の時は敬遠すればいい。
新人騎手は減量という特典つきますが、この減量が本当に優れた効果を発揮するかは考察を重ねてみる必要があります。
私なら圧倒的に能力差がある1番人気馬なら減量特典はプラスに働く可能性が高いと考えます。
なぜなら、それほどまでに強い馬であれば優れた騎乗をするための技術や判断がいらないからです。
慢性的な腰痛を抱えるおじさんが掴まってでも勝ててしまうような馬に乗っているのに、新人というだけで不安視されてオッズが上がっていたら?
こうして考察していくことで新たに買うべきシーンという引き出しを増やしていくことはアドバンテージにつながります。
騎手がダウングレードしていたら、厩舎的には勝負気配に乏しく好走気配は薄いと判断することはあながち間違ってないでしょう。
ただ、微妙にグレードアップしている場合はどうでしょうか。そういうケースでは、騎手による判断は止めておくべきかもしれません。
基本的に損してでも買うべきだと思うのなら騎手に関係なく買うべきであり、それ以外では資金額を増減させるくらいで良いのではないでしょうか。
騎手は下手に乗る確率の方が高いので、騎手だけにクローズアップした馬券の買い方だけは止めておくべきです。
乗り替わりであれば相対的なアドバンテージはありますが、それで競走馬の能力が2倍3倍になることを期待するのは無謀すぎる。
そんなレアケースが起こる前提の馬券を買っていたら当てるだけでも困難を極めるのは間違いありません。
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