データを見て馬場調整する時代で予想力はオワコンに!?これを始めた人から競馬で勝てるようになります
- 2021.12.17
- コラム

いまやデータを見て対策を立てることは当たり前の時代であり競馬も例外ではなくなりました。
どう見ても内が荒れているのに直感ほど止まらない馬場をどう考えるべきか悩む人は多いはず。
これはシニアファンほど実感するのではないでしょうか。昔の感覚なら脚が止まるはずなのにと。
こうした運営の事情に沿ってデータは調整されているという前提に立つとおかしな部分に気づくことができます。
なぜ、これだけデータ競馬が普及しても穴馬が出現し続けているのか。とんでもなく堅い配当が増えていないのか。
最近配当が少なくなったと感じる人が多いそうですが、これはレース難易度が上がったいることが関係しています。
よく分からない穴馬が突っ込んでくるから手広く買わざるを得ない事情を反映しているのです。
いまの状況に馬券購入者が適応した結果、手堅そうな軸馬から手広く買われることで予想できる範囲での配当は万遍なく買われるようになった。
データ操作があっても実力馬なら乗り越えることが多いため、なかなか操作に気づきにくいんですよね。
実は見た目では分からないダートの方が事情は深刻だと考えています。砂ならバラつきが少ないと思われるでしょう。
しかし、特殊な方法でデータ分析すると表面上では分からない性質の違いに気づけるようになりました。
JRAはデータを見て対策してくる側なので、そこからVANデータを得ても根本的な事態解決にはなりません。
しかし、たとえそうであったとしても多くの人には朗報です。これからは「予想力」ではなく「自分の価値」を試されるのだから。
いまの競馬で当てることを優先する人は養分になりやすいことが分かってきたのではないでしょうか。
こうしたカオスな状況で誰でも持てる武器があります。それは、自分の強みを生かした一貫性のある馬券を買うこと。
長期的に優位な方法を見つけ自分の手法へと落とし込んでいく。その時にはデータ分析の質が深く関わってくるのは間違いありません。
いまの競馬だと「ターゲット」でVANデータを深堀するのが主流ですが、それ自体がワナになりやすいため違う視点も必要になるでしょう。
これら基幹データの全てを運営に握られている状況は非常にマズいため、いち早く依存度を下げる対策が必要になります。
それでもJRA-VANを買うアドバンテージは買っていない人よりも発生しやすいのは間違いない。これからの馬券はデータ分析の質で決まるようになります。
なるべく良質なデータ分析を行い、できなければ代行してもらい、一刻も早く自分の強みに沿った長期的な資金管理法を見つけること。
今でも行われている一般的な競馬予想ではアドバンテージが発生することはありません。できるのはリスクヘッジだけ。
日本では国のデータも改竄じみた調整が当たり前になっているように、これからの公営ギャンブルが調整されていくことは否定することができない。
予想力が利益になるという意識は捨てられないと大損することになるでしょう。それよりもまだ競争のないうちに新しい価値を発掘していくと一生のアドバンテージ獲得につながりますよ。
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