自分の強みを生かした競馬必勝法になりえるウーダループ予想法を解説します
- 2022.01.28
- コラム

VUCAの意味は、「先行きが見えない、将来の予測が立てづらい状態」を表した言葉になります。
- V(Volatility:変動性)
- U(Uncertainty:不確実性)
- C(Complexity:複雑性)
- A(Ambiguity:曖昧性)
VUCAの典型と言える競馬は、ある程度は予想できると言っても1~5番人気くらいであり、それ以上になると人間の知覚では捉えきれません。
2000年以前の東西で情報格差があった頃は、両方の情報を統合することで予想力を生かして勝つことが可能でした。
今では情報格差はないのが当たり前ですが、それでも穴馬は出現し続けているということは予想の限界を表している。
つまり、すでに予想力の限界は示されたと考えることができ、その中で買われるオッズはレッドオーシャンが多く存在するはずです。
その中で利益を出すには適切に買えるかが重要になってくる。それ以外では、何らかの方法で穴馬まで手が届くブルーオーションな手法を見つけるしかありません。
必要になる3つのスキル
現代競馬を勝ちに導くために真に必要なスキルは3つあります。
テクノロジーの理解と情報収集力
変化の起点となるテクノロジーを無視することはできません。いち早く理解し取りこめた人が有利になります。
自分で考える力を持つ
オックスフォード大学の調査結果によると、10~20年後には日本の労働人口の半数が就いている職業がAIやロボットに代替されると推計されています。
一方で、AIは万能ではなく、これまでにない課題を解決する仕事(=過去のデータがない、もしくは不十分)や、数値化できない人間の感性や経験に基づく創造的なアイデアを生み出す仕事については不得意です。
AIとの共存社会がやってきている中で、私たちは人間にしかできない「考える力」に集中し、自分だけの強みを高めていく必要があります。
汎用性の高いスキル
競馬のみならず、あらゆるビジネスパーソンにとっても「ポータブルスキル」は求められるようになります。
ポータブルスキルを高いレベルで身につけている人材は、どの会社でも必要とされる「市場価値の高い人材」です。
変化に対応するウーダループ予想法
競馬は見方を変えれば市場の側面があるため変化への対応が早いほど利益との結びつきも早くなります。
ウーダループとは、「観察する(Observe)」「状況を理解する(Orient)」「決める(Decide)」「動く(Act)」の頭文字をとった言葉です。
観察する(Observe)
1つのファクターを観察し続けてみることは自分の強みを作ることにつながります。
たとえば、馬場変化の採点ルールを決めて観察し続ければ長期的なアドバンテージが発生することは間違いない。
こうした「生データ」は、どうしても時間的制約がつきまとうため1つに絞るほうがいいでしょう。
状況を理解する(Orient)
レースがどのような状況になるのかを「生データ」を用いて理解するよう努めます。
1つの生データから分かることは少ないですから、他のデータを求める必要もでてきます。
信頼できる他の生データが手に入れば、そこから新しい気づきがもたらされるようになるでしょう。
決める(Decide)
理解した状況について具体的な方針や戦略や改革の施策(アクションプラン)を決定します。
どうも内めの馬場が荒れてきて外めの馬場が有利になりだしてきたと分かったら買うべき馬は変わって然るべきです。
もちろん騎手の動向まで予測することは難しいですが、たちえ失敗しても最善を尽くしたのなら非はありません。
動く(Act)
アクションプランを実行に移していきます。その結果が思わしくなければ観察に戻って考察するようにしてください。
何が起こるか予測不十分な競馬では、すべてを計画通りに行うことは難しく、現場で状況を的確に判断し、柔軟に対応していくことが求めらます。
とうてい完璧にこなすのは無理ですし、表面的にはリスキーに見える可能性もありますが、最終的に成果をもたらすのなら続ける意味があります。
まとめ
情報格差のあった以前とは違い予想力のアドバンテージは急速に失われてきました。
これは、競馬に限らない話であり予想力を過剰信仰することは貴重な時間をムダしかねません。
数十年も変わってない競馬新聞に頼るのではなく自分なりの発見を促す方法を見つけるほうが利益にかないます。
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